2005年12月14日

続「どうやって勉強…」

授業が終わった後には、
自分がしゃべったことやみなさんの反応とかをよく反芻しますが、
このブログも書いてアップした後に、また読んだりしています。
説明が下手だなあと思ったり、
ちょっと書きすぎたな、とか、ふざけすぎたな、とか。
で、昨日のエントリーを、
今シャワーを浴びながらまた反芻したわけです。
説明不足かなと思ったので、もう少し書かせてください。

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深く理解することも必要ですが、
「それなりに学習したことがある人」だったら、、
ゼロからスタートするようなことはやめた方がいいと思います。
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この部分に対するフォローです。

昨日、質問にきた生徒に、
「自分はまだ理解しきれていないから覚えられないんだ」
と言う人が多かったんです。
もしかして、それ、甘えてるんじゃないか?
理解していないってのを言い訳にしてないか? って思ったんです。

どいういうことかと言うと、
詳しく書かれた本を読んで理解したとしても、
たくさんの用語が頭に残るわけではないですよね?
僕も昔、高校生の頃にそう考えたことがありました。
教科書よりもはるかにムズカシイ本に手を出してみたのです。
もちろん、まったく無意味でした。
そして、
中学時代に地理で高得点を取った時の学習法に切り替えたんです。
「まとめたものを覚える」というやり方です。
ただし、やはり学習水準が低すぎて、
センター試験(当時は共通一次試験)では9割取れましたが、
私大受験には太刀打ちできませんでした。

ストーリーを知れば覚えられるなんてのも、幻想ですよ。
映画やマンガで歴史を知るとおもしろいってのもあると思いますが、
それはあくまでも歴史に興味を持つ、きっかけにすぎないんです。
歴史をおもしろくドラマチックに語る先生は、
そのきっかけを与えているんです。
それを受けた生徒で伸びる人ってのは、
その後に、いろいろ覚えようと努力したから伸びたんですよ。
ストーリーで自然と覚えた用語なんて、ごくわずかにすぎないんです。
逆に言えば、自然と覚えた用語の数くらいでは、
難関大の合格水準には届きません。

さあ、「暗記の努力をしていない人」はいませんか?
用語を何度も書いてるだけって人、それ、工夫しなさすぎです。

暗記法を工夫しましょう。

 1 できごとを一つ一つではなく、
   いくつもまとめてわしづかんで覚える。
    →ゴロ合わせや替え歌を使った方が確実。

 2 手も動かすが、声に出してしゃべって覚える。
    →自分の声が聞こえることで二重、三重の暗記になる。

 3 覚えたものをひとくくりに復元する
    →紙に書かなくても頭の中でイメージする方が速い。

基本はこの3つでしょう。
ちなみに、ワンステップ上の話として、
複数のできごとをまとめて復元できるようになれば、
「ストーリーなんて後からついてくる」ってのもあります。
映画でも小説でも、時間が経てば忘れてしまうけど、
目次や見出しがあれば、全体を思い出しやすくなります。
だったら、
その目次や見出しをわしづかんで覚えるべきじゃないですか?

本気で受かりたい人は、本気の努力をしてください。
冷たいようですが、それができなきゃ、それまで、です。

石黒拡親
石黒拡親



愛知県出身。1990年、東京学芸大学教育学部卒業。
いくつもの予備校を渡り歩きながら修行を重ね、現在、早稲田予備校・河合塾講師。
「ウソはったりのない、入試に直結する講義」を強くこころざし、受験生には「考える力をもってもらいたい」と強く願う。
Official Site
  
 http://www.derutoko.com


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