2006年07月22日
復元できるようになるのに、何時間?
授業では「ノートの復元をめざそう!」と呼びかけていますが、
なかなかハードルは高いみたいですね。
「偉人さん達はどのくらいの時間がかかったのか知りたい」
という、南浦和のTさんの声を佐々木さんに届けてみました。
<石黒>
南浦和で「どのくらいの時間で復元にたどりつくのか」
というような質問を受けました。
学校で習ったことがあるかどうかでも大きく違うし、
近現代の範囲なら、
夏期講習で近現代を取っていたかどうかで全然違うと思うんですが、
それでも、どのくらいの時間で終わらせるべきかを知りたいようです。
<佐々木さん>
どのくらいの時間というのは、
1回の復元にかける時間という意味で良いでしょうか??
私の場合は、
学校では高2までに近現代の前までしかやっていなかったので
近現代範囲は夏期講習が初めてでした。
逆に、古代〜中世あたりは小・中・高とやってきていて、
予備校では4回目だったので、
それまでの授業は大学受験に即してはいませんでしたが、
触れる機会は多くありました。
よって、知識や親しみ方がかなり偏っていたケースだと思います。
そこで復元時間についてですが、時代や好みによって変わるのに加えて
受験勉強の時期によっても違ってきました。
夏前くらいまでは、習った範囲も少ないし、
中世までの少しは知っている範囲だったので
ページの中身が全部知らない言葉という状況は無かったんです。
なので、知っている単語と知らない単語を線で結ぶような復元になり、
最初にページを覚えきる時間はあまりかからなかったと思います。
(ざっと理解→MDを聞きながら1回書き→
頭の中で、もしくはつぶやきながら2回くらい復習で1時間くらい。
あとは歩きながら思い出して定着)
その後夏期に、近現代集中講義を受講しました。
ざっくり流れをつかむ感じの授業でしたが、
全ての単語が初耳状態×10コマの連続で
正直流れをつかみきらないまま終わった感が…。
ただ、夏は苦手な英語を克服しようと決めていたので、
ほぼ毎日一日中英語をやることにして日本史はあまり欲張らず、
1学期の内容の復習(1日1時間で5ページくらい)と
文化史をしっかり覚えました。
そして2学期になるわけですが、
これがもうびっくりするくらい知らないことだらけなんですよね。
夏期講習のノートは復元はせず&復習もそこそこだったので
近現代範囲なんて、
たまーに知ってる人や知ってる単語があるくらい…という状態でした。
そこで、近現代からは意識して最初に覚える時間を増やし
(2時間くらい、覚えきれるまで)
さらに意識して、
知らない単語同士に関連を持たせて覚えるようにしました。
流れ最重視で覚える感じです。
「この人とこの人はセット」「この人とこの事件はセット」
というのをいくつも決めておくと、
流れが途切れず最後まで頭の中で復元ができると思います。
そんな感じで11月くらいになった頃に気づいたことがあるんですが
流れ重視で覚えたものの方が、圧倒的に思い出しやすいんですよね。
中世までの覚え方だと
「2行目と4行目は思い出せるんだけど、3行目は何だっけ?」
という事態になった時、思い出すヒントがほぼゼロなんです。
特に周りと繋がりのない、
特産物とか分国法の名前とかだったりすると、ほんとアウトです。
ところが流れがある所だと、
2行目4行目が分かって間が分からない…
という忘れ方はほとんどありません。
最初の理解がしっかりしていれば、
一度泳げるようになるともう忘れないのと同じで抜けないんですよね。
単語思い出し系より、
流れを追う系の方が私の好きな歩き勉強には向いていたみたいで
近現代と共に歩く時間はかなり多かったです☆
ということで言いたかったのは、
復元に時間がかかることが気になるようなら
「最初だけは」理解できるまで時間をかけてやって、
結果的にその後の時間を短縮できるようにするので良いんじゃないか、
ということです。
特に近現代はそれができると思います。
時間短縮に気を取られすぎて
理解しないまま覚えたつもりになっているだけだと、
その後の流れがごちゃまぜになったり、
いちいち前に戻って復習したりしないといけなくなって
無駄な時間がかかってしまいます。
とりあえず、先週の内容がわからないまま次の週に〜
ということにならない程度なら
自分が納得できるまで理解した方が、あとあとの復習が断然楽です。
一回泳げるようになれば、もう溺れませんから♪
逆に中世までのことは、一回覚えても余裕で溺れるので注意です。
どうだったでしょう。
やはり慣れてるところとそうでないところでは、
だいぶ時間の開きがあるようですね。
さて、佐々木さんも手こずった近現代の講座が始まりました。
「全ての単語が初耳状態」な現役生がたくさんいるのでしょうね?
『でる日講義−つながる近現代−』の方は、
またひとつ障害があったため、22日発送となりました。
『つな近』を使う方は、一度受講した後は、
2倍速で音声を流しっぱなしにしながら、
「つな近ノートファイル」を復習するのがベストです。
土台とか骨組みとか言いながらも、実は結構深い話もしていますので、
できるだけ吸収してほしいものです。
一方、『読むだけ日本史』で近現代を独学していく人は、
「初耳状態」にならぬよう、自分で言葉を声に出してみてくださいね。
ところで、上記の佐々木さんからのメールには、
最後に
話の流れ上、泳げるだの溺れるだの言っていますが、
私泳げない&自転車にも乗れないので、
「一回できるようになれば忘れない☆」
なんていう経験は無いんですよね…
とありました。
マジですか!? やっぱりあなたは偉人です……。
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復元できるようになるのに、何時間?(2)
なかなかハードルは高いみたいですね。
「偉人さん達はどのくらいの時間がかかったのか知りたい」
という、南浦和のTさんの声を佐々木さんに届けてみました。
<石黒>
南浦和で「どのくらいの時間で復元にたどりつくのか」
というような質問を受けました。
学校で習ったことがあるかどうかでも大きく違うし、
近現代の範囲なら、
夏期講習で近現代を取っていたかどうかで全然違うと思うんですが、
それでも、どのくらいの時間で終わらせるべきかを知りたいようです。
<佐々木さん>
どのくらいの時間というのは、
1回の復元にかける時間という意味で良いでしょうか??
私の場合は、
学校では高2までに近現代の前までしかやっていなかったので
近現代範囲は夏期講習が初めてでした。
逆に、古代〜中世あたりは小・中・高とやってきていて、
予備校では4回目だったので、
それまでの授業は大学受験に即してはいませんでしたが、
触れる機会は多くありました。
よって、知識や親しみ方がかなり偏っていたケースだと思います。
そこで復元時間についてですが、時代や好みによって変わるのに加えて
受験勉強の時期によっても違ってきました。
夏前くらいまでは、習った範囲も少ないし、
中世までの少しは知っている範囲だったので
ページの中身が全部知らない言葉という状況は無かったんです。
なので、知っている単語と知らない単語を線で結ぶような復元になり、
最初にページを覚えきる時間はあまりかからなかったと思います。
(ざっと理解→MDを聞きながら1回書き→
頭の中で、もしくはつぶやきながら2回くらい復習で1時間くらい。
あとは歩きながら思い出して定着)
その後夏期に、近現代集中講義を受講しました。
ざっくり流れをつかむ感じの授業でしたが、
全ての単語が初耳状態×10コマの連続で
正直流れをつかみきらないまま終わった感が…。
ただ、夏は苦手な英語を克服しようと決めていたので、
ほぼ毎日一日中英語をやることにして日本史はあまり欲張らず、
1学期の内容の復習(1日1時間で5ページくらい)と
文化史をしっかり覚えました。
そして2学期になるわけですが、
これがもうびっくりするくらい知らないことだらけなんですよね。
夏期講習のノートは復元はせず&復習もそこそこだったので
近現代範囲なんて、
たまーに知ってる人や知ってる単語があるくらい…という状態でした。
そこで、近現代からは意識して最初に覚える時間を増やし
(2時間くらい、覚えきれるまで)
さらに意識して、
知らない単語同士に関連を持たせて覚えるようにしました。
流れ最重視で覚える感じです。
「この人とこの人はセット」「この人とこの事件はセット」
というのをいくつも決めておくと、
流れが途切れず最後まで頭の中で復元ができると思います。
そんな感じで11月くらいになった頃に気づいたことがあるんですが
流れ重視で覚えたものの方が、圧倒的に思い出しやすいんですよね。
中世までの覚え方だと
「2行目と4行目は思い出せるんだけど、3行目は何だっけ?」
という事態になった時、思い出すヒントがほぼゼロなんです。
特に周りと繋がりのない、
特産物とか分国法の名前とかだったりすると、ほんとアウトです。
ところが流れがある所だと、
2行目4行目が分かって間が分からない…
という忘れ方はほとんどありません。
最初の理解がしっかりしていれば、
一度泳げるようになるともう忘れないのと同じで抜けないんですよね。
単語思い出し系より、
流れを追う系の方が私の好きな歩き勉強には向いていたみたいで
近現代と共に歩く時間はかなり多かったです☆
ということで言いたかったのは、
復元に時間がかかることが気になるようなら
「最初だけは」理解できるまで時間をかけてやって、
結果的にその後の時間を短縮できるようにするので良いんじゃないか、
ということです。
特に近現代はそれができると思います。
時間短縮に気を取られすぎて
理解しないまま覚えたつもりになっているだけだと、
その後の流れがごちゃまぜになったり、
いちいち前に戻って復習したりしないといけなくなって
無駄な時間がかかってしまいます。
とりあえず、先週の内容がわからないまま次の週に〜
ということにならない程度なら
自分が納得できるまで理解した方が、あとあとの復習が断然楽です。
一回泳げるようになれば、もう溺れませんから♪
逆に中世までのことは、一回覚えても余裕で溺れるので注意です。
どうだったでしょう。
やはり慣れてるところとそうでないところでは、
だいぶ時間の開きがあるようですね。
さて、佐々木さんも手こずった近現代の講座が始まりました。
「全ての単語が初耳状態」な現役生がたくさんいるのでしょうね?
『でる日講義−つながる近現代−』の方は、
またひとつ障害があったため、22日発送となりました。
『つな近』を使う方は、一度受講した後は、
2倍速で音声を流しっぱなしにしながら、
「つな近ノートファイル」を復習するのがベストです。
土台とか骨組みとか言いながらも、実は結構深い話もしていますので、
できるだけ吸収してほしいものです。
一方、『読むだけ日本史』で近現代を独学していく人は、
「初耳状態」にならぬよう、自分で言葉を声に出してみてくださいね。
ところで、上記の佐々木さんからのメールには、
最後に
話の流れ上、泳げるだの溺れるだの言っていますが、
私泳げない&自転車にも乗れないので、
「一回できるようになれば忘れない☆」
なんていう経験は無いんですよね…
とありました。
マジですか!? やっぱりあなたは偉人です……。
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