2006年08月02日

高2生からの質問

河合塾の「日本史集中講義(近現代)」は、
藤沢でも南浦和でも、いつも締切になる人気の講座で、
それゆえに今年は『でる日講義−つながる近現代−』を作ったわけです。
ところで、どちらの校舎にも高校2年生が数名受講していました。
こういう動きの早い生徒には鋭い人が多いのですが、
そんな気配の漂うOさんからメールをいただきました。

<Oさん>
今まで、予備校で日本史の講座をとったことがなかったので正直不安でしたが、石黒先生の授業はとても面白くて、ますます日本史が好きになりました。明日で先生の講義が受けられないと思うと少し悲しいです(ノ_・。)
早速ですが、質問の方に入らさせて頂きます。
普段から学校の日本史のテストは10段階評価中8か9という、まあまあ(?)なものなのですが、数ヶ月たってしまうとやったことを半分以上も覚えていないという悲惨なことになってしまいます。
しかし、今回の講義などで先生が私たちに質問を投げかけてくださると、スラスラと答えることが出来るのです。講義で単語(例えば金本位制など・・・)が出てくるとしっかり頭の中にその単語の説明が浮かんでくるんです。
これはやはり毎日の積み重ねが必要なのでしょうか?しかし、2〜3時間という時間を学校がある時にとることが出来ないんです(学校の復習と英語をやるだけで一日が終わってしまう・・・。)
なにか、学校の行き帰り(片道1時間弱)に出来る簡単な日本史の勉強方&問題集を教えてください。質問が長くなってしまいましたが、お願いします。



<石黒>
まず、なかなか順調に学習が進んでいることに驚きました。
英国社をバランスよくやっていけば、
現役で早稲田政経も十分いけると思います。

さて、今回の講習では定着できたと感じられるのはなぜなのでしょうか?
Oさんの学校での授業や家での学習法などがわからないため、
僕の方では推測しかできないのですが、
いろいろ想像できるところはあります。
そして、せっかく習得したものを忘れないようにするためには、
1カ月に一度か、2カ月に一度くらい、
授業で取ったノートを見返すのがよいと思います。
これが3年生に対してだったら、
もっと頻繁に見返すことをお勧めしますが、
まだ2年生のOさんには、英語に重点を置いてもらいたいので、
そのくらいの頻度をお勧めします。

学校の行き帰りの時間にできる、というなら、
2年生のOさんには『読むだけ日本史』をお勧めします。
これは重要語句が赤字になっているので、赤シートチェックができます。
難関私大に入るためにはそれだけではまだ足りないのですが、
最終ステップは3年生になってから取り組めばいいでしょう。

問題集に手を出すことは必要ないと思います。
学校でも何かしらの問題があたえられるでしょうから、
それくらいで止めておいて、
今は英語に力を注いでおいてください。

石黒拡親
石黒拡親

愛知県出身。1990年、東京学芸大学教育学部卒業。早稲田予備校・河合塾講師。
入試問題分析を20年続けてデータ化し、2万の用語の出題率を取っている。
「ウソはったりのない、入試に直結する講義」を強くこころざし、受験生には「考える力をもってもらいたい」と強く願う。

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