2006年08月17日

近現代は夏のうちに触れておいた方がいいか?

今日もワセヨビの2校舎で近現代の授業がありましたが、
受講生の中に近現代のおもしろみを味わっている人が何人もいました。
彼らは間違いなく「近現代デヴュー」を果たす人たちでしょう。
講習を受講することの良さは、
強制的に自分をその場におけてしまえることです。

さて、その近現代について、やばい人からのメールを紹介します。

<Sさん>
夏も残り少なくなってきたというのに自分はなんと未だに近現代に手付かずです。夏休み前に計画を立てたんですけどどうにもうまくいかず近現代まで手が回りませんでした。
今やっている日本史の勉強というのが
午前→文化史
午後→ノート復元・史料・問題集・赤本
で、正直英語のウェイトが多いのでこれでだいたい一日終わってしまいます。(国語も厳しいです。)でもやっぱり今までの生活を顧みるともっと勉強時間を増やせるかなぁとも思います。それにこの1週間は講習も無く一日自習が出来ます。やはり時間が厳しく、なにかを削ってでも近現代に触れるとこはしておいたほうがいいでしょうか??

<石黒>
何とも言いがたいですが、
予想するにノート復元に時間がかかりすぎてるんじゃないでしょうか?
遺言やブログに書かれている通り、すごい短時間でやる人がいますよ。
とりあえず、15日付けのブログに書きましたのでごらんください。
2学期は近現代を夏にこなしていたかどうかで、
受講生の間に大きな溝が生まれます。
ちなみに、文化史は夏中に全範囲が終わらなくても良いでしょう。



このS君はこれまでも何度かメールをくれた生徒で、
『でる日講義−とことん文化史−』などにも取り組むなど、
受験を厳しくとらえているように見えていましたが、
実際にはそうではなかったようですね。
その後S君から次のようなメールが届きました。

 佐々木まりなさんの遺言を読んで
 「なんて自分は無駄なことをしていたんだろう…」
 と思い反省してました…。

情報のあふれるこの時代に、
すでに開発されている合理的な勉強法を知ろうとしないなんて、
もったいないことこの上なしです。

一方で、動きの早い人もいるもので、
なんと高2生で近現代を受講している人たちがいます。
そんなO君からのメールを紹介します。

<Oさん>
こんばんは。
夏休み先生の夏期講習を受講していた、高校2年生・Oと申します。とてもすばらしい授業ありがとうございました。エレベーターの中でも何度かお話しましたがその時は聞きにくかったのでメールを通して質問かつ相談をさせていただきます。
先生が授業の中で「大学によっては近現代しかでない大学もある」といっていて、調べたところ私が受けたいと思っていた明治大学の経営学部がそうでした。しかし、他の経営学部も受けたいと思っています。
近現代しかでない大学はとても内容が濃いと聞いたので、近現代を中心に勉強すると古代〜近世を疎かにしてしまいそうです。
図々しくて大変申し訳ございませんが、近現代しかでない大学(経営学部)を教えて欲しいというのと、この場合はどのような勉強をするべきか教えてください。
長々としたメールで申し訳ございませんでした。
返答の方お待ちしております。宜しくお願い致します。

<石黒>
返事が遅くなり申しわけありません。
とても高2生とは思えない丁寧な文体のメールに驚きました。
近現代しか出ない大学というのは、非常に限られています。
明治大学経営学部の他には、
青山学院大学国際政治経済学部と慶應大学経済学部が
江戸時代以降しか出ません。
経営学部に限定すると、明治大以外は知りません。
というわけで、これらの大学しか受けない人は、
時代を絞り込んで勉強すればよいわけですが、
実際には他の大学も受けるでしょうから、なかなか悩ましいわけです。
思うにO君の場合、まだ2年生で余裕があるのですから、
近現代に絞り込まずに勉強した方がよいと思います。



というわけで、返信は相変わらず1週間くらい遅れております。

石黒拡親
石黒拡親



愛知県出身。1990年、東京学芸大学教育学部卒業。
いくつもの予備校を渡り歩きながら修行を重ね、現在、早稲田予備校・河合塾講師。
「ウソはったりのない、入試に直結する講義」を強くこころざし、受験生には「考える力をもってもらいたい」と強く願う。
Official Site
  
 http://www.derutoko.com


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